【背中ニキビの原因は菌だった!】ニキビの原因を図解付きで解説
どうも、背中ニキビ研究家のとーます(@tomtk)です。
ニキビというと顔にできることが多いと思いますが、背中にニキビができてしまったことありませんか?
背中だと鏡越しにしか見れないし、どうすればいいのか悩みますよね。。
なぜ背中にニキビができるのか?
背中ニキビはどんな種類があるのか?
今回はあなたのその疑問に答えます。
⭐︎こんな悩みがありませんか?⭐︎
・背中にニキビができる原因を知りたい
・背中ニキビにどんな種類があるのか知りたい
・背中ニキビがひどくて困っている
・背中にできたニキビが赤くて痛い
・背中のニキビがかゆい
👉あわせて読みたい
背中ニキビは菌のせいだった!
背中ニキビは「毛のう炎」という皮膚の病気で、黄色ブドウ球菌が原因で起こる場合と、真菌=カビが原因になっている場合の2つがあります。
毛のう炎は細菌や真菌が毛穴の奥に入り込んで繁殖して炎症になっている状態です。
炎症すると皮膚の表面が赤くブツブツするようになり、やがて化膿すると膿がたまってきます。
ちなみに、背中のほかにも肩や首、デコルテ、胸、太もも、おしりにもできます。
ワンポイント解説☝️
黄色ブドウ球菌とは…?
▷皮膚や粘膜などに生息して、毒素をつくる病原性の強い菌のことです。健康な人にも常についていて通常は無症状なのですが、何らかの原因で免疫力が低下すると皮膚の疾患や食中毒につながります。
背中ニキビと顔にできるニキビは治し方が違う!
顔にできるニキビと背中ニキビは同じものだと思っていませんか?
実はニキビができる原因がまったく違いますので、別物なのです。
顔にできるニキビは、皮膚の角質が硬くなって毛穴の出口がふさがってしまい、皮脂が詰まるようになります。そこにアクネ菌が繁殖して炎症になっている状態です。
つまり、背中ニキビと顔にできるニキビは原因となっている菌が違いますので、顔のニキビと背中ニキビに同じ医薬品やケア商品を使っても治らないのです!
ケアしているのになかなか背中ニキビが治らない場合、これが理由になっています。
ワンポイント解説☝️
アクネ菌とは…?
▷黄色ブドウ球菌と同様、健康な人でも皮膚や毛穴についている菌で、脂質を好むため皮脂の分泌量が多い顔や背中に多いです。毛穴が詰まって皮脂がたまりやすくなるとアクネ菌にとって好都合な環境になりますので、異常繁殖して炎症を起こしニキビにつながります。
とびひやおできとの違いは?
背中ニキビと似ているものに、とびひ、おできがあります。
しかし、その違いはわかりずらいと思いますので、ここで紹介しておきます。
「とびひ」はブドウ球菌や溶連菌が原因で、湿疹や虫刺されをひっかいたりするとうつり、あっという間に広がります。比較的子どもに多い症状ですが、大人でも起こります。
「おでき」は毛のう炎が悪化して毛穴の奥が化膿して膿がたまった状態です。おできは痛みもともないます。
あなたが悩むニキビのタイプは?
ニキビにはさまざまなタイプがあります。段階別に白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの4つに分かれています。
あなたが悩むニキビもどれかにあてはまっていませんか?
白ニキビ
ニキビの初期段階が「白ニキビ」で、毛穴に皮脂がつまって白っぽく見えます。
痛みや腫れはないですが、このまま進行すると炎症をおこしてしまいますので早めのケアが大切です。
黒ニキビ
白ニキビが酸化した状態が「黒ニキビ」です。毛穴につまった皮脂が表面に出て、空気に触れて酸化し黒っぽくみえます。
赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビが悪化してできるのが「赤ニキビ」です。
肌のターンオーバーのリズムが乱れ、毛穴に過剰な皮脂がたまります。ニキビの原因となるアクネ菌がこれを栄養にして増殖し炎症をおこします。
ワンポイント解説☝️
ターンオーバーとは…?
▷一言でいうと「肌の新陳代謝」のことです。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成り立っています。表皮の基底層で作られた新しい細胞が変化しながら表面に押し出されてアカとなって自然に剥がれ落ちるまでのサイクルが、ターンオーバーです。
黄ニキビ
赤ニキビの状態がさらに悪化すると、ニキビの中に膿をもった「黄ニキビ」へと変化します。赤ニキビや黄ニキビになると治るのに時間がかかるので、早めのケアが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
背中ニキビの原因や、顔にできるニキビと背中ニキビの違いをわかっていただけたと思います。
ニキビの種類によって治し方も変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください!
どうも、とーます(@tomtk)でした。
👉あわせて読みたい